女子プロゴルフの世界ランキングで日本人1位といえば、畑岡奈紗(はたおかなさ)選手です。
プロ転向前の2016年、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)のメジャー大会で史上初のアマチュア優勝を果たしました。
翌年(2017年)には、LPGA(全米女子ゴルフ協会)ツアーの出場権を獲得し、現在も米国を拠点に活躍を続けています。
またキャディは、米国人男性が帯同して、畑岡奈紗選手を支えているそうです。
ゴルフのキャディが米国人、そして生活の拠点も米国となれば、「英語は話せるの?」「コミュニケーションは大丈夫?」などと気になります。
そこで本記事では、日本を離れて米国で活躍する畑岡奈紗選手の英語力や米国人キャディ、国籍などについて詳しく紹介していきます。
目次
畑岡奈紗の英語力は?通訳はいるの?
渡米前には「英語が話せるようになりたい」とサンタにお願いしていた畑岡奈紗(はたおかなさ)選手。
今現在は、通訳なしでもコミュニケーションできるほど、英語力は上達しているとのことです。
先の全米女子オープンの試合後に投稿したインスタには、英語と日本語でメッセージしています。
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2018年、LPGA(全米女子プロゴルフ協会)ツアーで初優勝したときには、「インタビューに英語で答えられるようになることを目標にしている。いつか英語で会見をやれるようにしたい」と語っていました。
その翌年(2019年)、LPGAツアー3勝目となる『【2019】キア・クラシック』では、英語での優勝スピーチで拍手喝采を浴びたそうです。
英語での優勝スピーチで拍手喝采を浴びた @nasagolf7355
キア・クラシックは @DAZN_JPN の見逃し配信でご覧いただけます。
今週は 初のメジャータイトルに向けて🚀#畑岡奈紗 #GONASA #優勝おめでとう #令和になっても勝ち続ける人 pic.twitter.com/ARJnFXFbah
— Golf Channel Japan (@GolfChannelJPN) April 1, 2019
しかし、その傍らには、通訳が控えていました。
帰国後のJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアーでも、同組でラウンドした渋野日向子(しぶのひなこ)選手とは「普通にキャディさんと英語でペラペラ話してるからすごいね」などと会話していたそうです。
では、直近(2021年7月)LPGAツアー4勝目となる『【2021】マラソンクラシック by Dana』のインタビュー動画を確認してみましょう(↓)
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今でも通訳を介して、自身は日本語で話してはいるものの、インタビュアーの英語は、理解できているようですね。
かつて、野球の本場『MLB(メジャーリーグベースボール)』で長く活躍を続けていたイチロー選手も、本当は英語がペラペラだったそうです。
しかし、インタビューや会見の席では、必ず通訳を介して、日本語で応えていました。
その一番の理由は、ポリシーとも伝えられている一方で、母国語(日本語)で話すほうが誤解を生むことなく、正しく表現できるからともいわれています。
畑岡奈紗のキャディは米国人【グレッグ・ジョンストン】
畑岡奈紗(はたおかなさ)選手のキャディは、グレッグ・ジョンストン氏です。
2019年のシーズンからペアを組んでいるそうですが、年齢差は34歳で30年以上のキャリアがある名参謀役として、畑岡奈紗選手を支え続けています。
グリーン上のラインの読み方(↓)がスゴい?^^
以前は【ジュリ・インクスター】選手や【クリスティ・カー】選手といった名選手のキャディも努めていたそうです。
畑岡奈紗選手のインスタには、ジュリ・インクスター選手との練習ラウンドの様子が投稿されています。
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インスタのメッセージにもありますが、ジュリ・インクスター選手といえば、LPGA通算31勝(メジャー7勝)の『レジェンド』です。
このようなご縁も、キャディのグレッグ・ジョンストン氏のおかげかもしれませんね。
畑岡奈紗の国籍が気になる!名前は米国の『NASA(なさ)』に由来
今現在(2021年)、畑岡奈紗(はたおかなさ)選手の国籍は、まだ日本のままです。
しかし、将来はどうなるかわかりません。
PROFILE
名前:畑岡 奈紗(はたおか なさ)
国籍 / 出身地:日本 / 茨城県笠間市
出身校:ルネサンス高等学校
生年月日:1999年1月13日(22歳)(※2021年11月現在)
身長:158cm
体重:kg
血液型:A型
趣味:映画鑑賞
ゴルフ歴:11歳~
プロ転向:2017年10月1日JLPGA入会(89期生)
得意クラブ:ドライバー
ツアー通算:米国4勝、日本4勝
所属先:アビームコンサルティング
実は、畑岡奈紗(はたおかなさ)選手の名前『奈沙(なさ)』は、アメリカ航空宇宙局の『NASA』に由来するとされています。
名前には、「世界に羽ばたく子供になってほしい」「前人未到のことを達成できるように」との両親の思いが込められているそうです。
なので、もしかしたら米国国籍に変更なんてことも??^^;
NASA, we don’t have a problem! Japan’s @nasagolf7355 has really taken off! She’s 6-under on her round and 13-under for the tournament and is tied with Minjee Lee @NWAChampionship! pic.twitter.com/tuFhRxHrqd
— LPGA (@LPGA) June 23, 2018
実はプロゴルフ界には、米国に移住して米国籍を取得し、そのまま米国ツアーで活躍しているプロゴルファーが多いのです。
特に、お隣の国『韓国』は、男女とも移住するプロゴルファーが多い傾向にあるようです。
ミシェル・ウィー選手(↓)
リディア・コ選手(↓)は、ニュージーランドへ
畑岡奈紗選手も米国を拠点にしていますが、これからも国籍は日本のままで、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアーでの活躍も期待しています。
まとめ
プロ転向後、米国を拠点に活躍を続けている女子プロゴルファーの畑岡奈紗(はたおかなさ)選手。
気になる英語力については、米国人キャディとのコミュニケーションや日常会話でも、不自由を感じることはないようです。
さらに、ベテランキャディのグレッグ・ジョンストン氏は、名参謀役としても、畑岡奈紗選手の活躍を支え続けていくことでしょう。
アメリカ航空宇宙局の『NASA』に由来する名前のとおり、世界へと羽ばたくプロゴルファーになることを願っています。
次の目標は、LPGA(全米女子プロゴルフ協会)メジャー大会の制覇ですね!